
CRAの重要業務の中に治験実施計画書の作成というものがありますが、これは、新薬を作る際の最初から最後までの実施計画書で、この計画書をちゃんと作れるかどうかがCRAの腕の見せ所と言っても過言ではありません。
求人等にはこの実施計画書作成をうたっているところもあります。
計画書を作るのですからもちろん責任重大ですし、いきなり作成を命じられても難しい部分も多いでしょう。
まずはCRO等になって治験業務に携わり実施計画書の内容を理解した上で治験の仕事を経験しておくことが重要です。
このような業務を経験した事がある人でCROでは満足できない方がCRAに興味を持ち責任感を持って仕事をしたいと思われています。
治験実施計画書(プロトコール)は、重要な業務なのでまず経験の浅い人は作成に参加することさえできません。
しかし、経験を積んでいけばプロジェクトの最初の段階から参加することも出来るようになるのです。
計画書が作れるようになったら現場で治験を行う医師などに計画を説明する他様々な打ち合わせが必要となります。
この時コミュニケーション能力が高い人が重宝されます。
知識だけではなく人との関わりも自分の能力として活かせるのです。
このような治験実施計画書が作れるような人を募集している求人は少ないかもしれませんがやりがいがあるので、ぜひそのような内容を見つけたらチャレンジしてみてください。
最初から出来る人はいませんので良き先輩を見つけてどのように作成していけばいいのか相談してみるのも良いでしょう。